認知症を予防するために大切な身近な事
認知症を予防するために人や社会との繋がりがとても大切だという事をみなさんご存知でしょうか?
国立長寿医療研究センターの資料より引用
このグラフの通り、社会との繋がりが多い人ほど、認知症発症率が低いというデータになっています。
人と接する場合、コミュニケーションが発生します。
コミュニケーションって自然に行えていますが、実は相手の発した言語を理解して即座に反応するなどすごく高度なやりとりを行っています。その中には次何話そうか?など頭で考えたりする方もいるかと思います。孤立している人より圧倒的に外部からの刺激を受けやすいですね。
また、人と接する事で外出頻度が増えます。友人とランチに行くだけでも外出となります。外出して外の刺激を感じるだけでも認知症予防には効果的と言われているので、対人による影響だけでなく、自ら外に出ていくきっかけにもなるため、認知症を予防するためには大変有効な手段とされています。
また、たまったストレスを発散する場所がないとモヤモヤしますよね。
人に話を聞いてもらうだけでも気分が楽になったり、楽しい話をしている時なんかは一番いい状態ですね。このような時にはセロトニンという幸せな気分になるホルモンが体内に分泌されるので、ストレスから解放されるし、脳血流量も上がるため認知症予防に繋がります。
かと言って急に友達つくりましょうなんていうのは難しいですよね。
今、各地方自治体は高齢者同士が集まれる「通いの場」というものを作るために尽力しています。このような場所を利用されるのも手段としてありかと思います。
みんなで簡単な運動しながら、終わったらお茶して…というのが多いのではないかと思います。
こういった会には比較的女性の方は積極的に参加されますが、男性の参加率が低いようです。
男性の参加率も上げていきたいものですが、どのような工夫をしたらあがるのやら…
これからも増える高齢者の割合。
そしてなりたくない・なってほしくない病気ランキング1位の認知症。
国も模索しながらいろんな策を講じていますが、まだまだお試しといった観点が強い様子。
各個人が認知症予防に重要なコミュニケーション・運動・栄養と言った要素をどのように普段の生活に落とし込めるかが大事ですね。
食事は何が大切かを覚えてしまえば、美容・ダイエットにもつながる事なので女性でしたら比較的意識しやすいのではないでしょうか?
運動は、別の記事でお伝えしましたが、認知症予防の目的ではなく日常生活においてのストレスの対処法として活用するのはどうだろうかと思っています。
いろいろ言っていますが、一番大事なのは主体的にやっていくことです。
人にやらされるのではなく、自分が楽しく人生を送れる環境を作っていけたら一番良いのかなぁ…
いくつになっても夢を持って生活していけたら一番予防になるのかもしれませんね。
まとめ方がわからなかったので、すごく大きな括りでまとめました。