引っ越しをしました。
ドイツで最後の引っ越しを終えました。
なんだか集大成というような感じです。
合計5回引っ越しを行いましたのでおさらい。
今までの経緯
学生寮 (月500€)
部屋にトイレとシャワーが付いているが狭くて汚い。
洗濯機1回3ユーロ
だけど、若いころに経験できなかった学生寮を経験出来て楽しかった。
WG(シェアハウスみたいなもの)(月350€)
シャワーキッチントイレは共用。
1件目はアットホームな感じで楽しかった。
なぜか全員部屋のドアオープンなのでちょっとプライベート空間が欲しいと思った。
次のWG(月380€)
シャワーキッチントイレ共用。
ベッドが汚い、同居人が食べたらそのままだし、冷蔵庫に腐った黒いレタスとか入れとく人達で衛生的に良くない。たまにパーティを開催するためキッチンが使えない時がある。朝に洗面所・トイレ・シャワーがある部屋を鍵かけて1時間占領するやつがいる。
ここはストレスがかなりあった。
一度日本に帰り、部屋が見つからなかったためAirbnbでWGを借りた。(月580€)
シャワーキッチントイレ共用だが、ほとんど人がいないため1人みたいな感じ。
洗濯機なし。
中心街から遠い。電車賃が高い。
蟻がいっぱい。
自然豊かな所で心地よい。
家にいる分には比較的快適だった。
そろそろ共同生活が嫌になったので、一人部屋を探しました。基本は高くつくが格安の場所が見つかりました。
1人部屋(290€)
シャワーキッチントイレが付いている。
部屋がなんか臭くて匂いがとれない。
椅子が全部壊れてる。
洗濯機が1回40セント
臭い
トランポリンがある。
庭が広いので日光浴ができる。洗濯物を外に干せる。(ドイツではなかなかできない)
なんだか不衛生な環境。
臭い
環境面が気になって嫌だったけど比較的自由度は高かった。
とまぁ、日本にいる時には絶対に住まないような部屋ばかりを借りていました。値段重視で。
そして今回の引っ越し先。
一軒家(150€)
部屋が広すぎる(寝室推定20畳以上)
キッチンあり(4口コンロ、魔女の宅急便のにしんの包み焼が出てきたようなオーブンあり)ダイニングテーブルあり、冷蔵庫一般家庭サイズ、圧力鍋、普通の鍋2つ、包丁4本
その他部屋1部屋(推定10畳)
トイレあり
これらすべて1人で使用できる。
浴室はオーナーと共用だが、旅館の浴室みたい。
Wi-Fiがない(パソコンはかろうじてつながった)
最初数日キッチンの水道が付いていなかったから一緒に水道の設置を行った。
今まで部屋にはなにかしらのストレスを抱えてきたけど安いからしょうがないと思い込んできました。
それが今回は逆に快適すぎる空間を得る事が出来、どこよりも格安という最高すぎる条件を手に入れました。格安な理由としては完全に工事が終わっていないため、本来は人に貸し出せる状況ではないけど、知人の紹介であるため特別にいれてもらった。
工事中といっても、後風呂場が出来上がっていないだけだからなんの問題もない。
木で作られた建物で別荘にいるかのような空間で長期休暇に来ている気分です。
そして引っ越しは今まで自力で大荷物運んで荷物が多すぎて周りから注目を浴びる事を繰り返していましたが、今回はいつもお世話になっているお弁当屋さんが車を出してくれて快適な引っ越しを行う事が出来ました。
引っ越し一つにしても人脈があるとこんなに違うという事を実感しました。
そして、昨日はドイツでの2回目の講演を終えました。
勉強になっただけではなく、楽しかったという意見もいっぱい頂けて前回よりも話し方、進め方が少しうまくなったのではないかと感じました。
そこにドイツで働く作業療法士の方がいて今度病院見学をさせて頂く事となりました。
芋づる式とはこういう事ですね。
1つ行動するといい事がいっぱい起こる。周りの人が助けてくれる。
もう少し早く知り合っていたら…と思ってしまうほどみなさん積極的に関わってくれます。
そして昨日の講演会は音楽家の方が結構来てくれて、有名なピアニストの方とかも来ていたようで、自分が知らないだけで結構すごい人達と関わっていたんだと感じました。
残り1ヶ月ですが、さらに貴重な経験が出来るように楽しんでいきたいと思います。
忘れていましたが、先週秋祭りでボランティア団体の出店を手伝いに行きました。
カレーとから揚げと寿司を売りました。こっちで知り合った多くの日本人が買いに来てくれて、なんだかうれしくなりました。
そして何回か私がカレーを盛る事があったんですが、女性2人が来てカレー1つくださいと言ったので、二人で1つ食べるのか…と思いご飯をかなり多めに盛りました。
そのあとにもう1人が私もカレー1つ。と言ってきました。
尋常じゃないくらいご飯を盛ってしまった1人めの細見の女性は今頃ほど良く脂が乗っている事でしょう。