ハイデルベルグ→ベルリン~宿泊場所でのトラブル~ とブランデンブルグ門
ハイデルベルグからベルリンに向かう際にトラブルに見舞われましたが、無事ベルリンに着くことが出来ました。
トラブル詳細は下の記事に書いてあります。
ベルリンに無事到着し、さっそく移動手段を調べようと携帯を取り出す。
あれ?全然繋がらないな…
しばらく待ってみるも繋がらない…
おかしい、チャージしたはずなのに…
※状況
携帯はドイツでプリペイド契約したSIMカードを使っていました。
この月は引っ越しがあっていろいろとトラブルがあり、携帯の使用上限をすぐに超えてしまったため、ベルリンに行く前にチャージをしました(初)。
後で発覚したことですが、4週間2Gで契約しているため、チャージをしてもただ4週間後の料金を前払いしているだけで、追加で2Gを購入したわけではなかったようです。
かろうじて、ラインのやりとりやグーグルマップで地図は出せる。ナビはできない。
1日目に行こうとしていた場所は割と中央駅に近い所ばかりであり、観光スポットに向かって歩いた延長線上に宿があるため、電車を使わず歩いていくことにしました。
暑い中歩き回りましたよ。
どうですかこの芸術。
思わず写真撮りましたよ。
本当に見事でしたよ。
この三点倒立。
あ、この女性のついでに写っているものはブランデンブルグ門というらしいです。
あとちょこちょこ観光スポット行ったんですが、この日のはあまり興味が無かったので、写真省きます。(笑)
歩き疲れた所にショッピングモールが出てきました。ちょうど水が温水に温まって残りも少なくなっていたので水を補充。そしてWi-Fiが使えたのでここでもう一度宿までのナビを検索。ナビ設定完了。
休憩してから、宿に向け出発。
無事宿に辿り着くことが出来ました。
チェックイン手続きを開始。
名前を伝えると、
宿の人「なぜ昨日来なかった?」
私「バスに乗り遅れた」
宿「オーケー」
しばらくして、
宿「君の部屋はすでにキャンセルされている。なぜなら昨日チェックインしなかったから」
「へ?」
連泊予定の場合初日にチェックインできないと全てキャンセルになる様子…
全くそんな事思っていなかったので、びっくりしましたが、
「わかった。新しく予約を取りたい」
「もういっぱいだ…」
「へ?」
と思ったのも一瞬でいっぱいなものはしょうがないとすぐに諦め出ていきました。
まさか行った先で宿を失うとは…
新しくホテルを取ろうにもネットが繋がらない…
幸いな事に少し前に見つけたショッピングモールでWi-Fiを使った経験があるのでそこに戻ればネットが使える、そして今回はモバイルバッテリーを持っているから充電切れはないという安心感から全然焦りの気持ちがなかった。
なんだかだいぶたくましくなったと感じます。
旅行先でのトラブルはつきもの…
私の場合は出鼻をくじかれ、携帯が頼りにならなくて、家が無くなる…
この3拍子は必須のものとなってきました。
だけどドイツに来た初日とは大きな違いがある。
多少言語ができ、地図を駆使し自分が何をしなければいけないのか明確にでき、モバイルバッテリーのコードも間違えていない。
今回はケンタッキーの力を借りる事なく、無事に新しい宿を見つけ難なく切り抜けることができました。
とはいえ、重い荷物を持って歩き回り、宿に着いたらシャワーを浴びて一休みしてから飲みに行こうと考えていた中でのトラブル…しかも観光スポットに対して興味を示さない私…
そこそこ疲れてしまって、宿もないなら翌日帰ろうかなぁという気持ちになってしまいました。6時間かけて電車で行き、1日滞在して8時間半かけてバスで帰る。とんでもなくバカげたことをやっていると思ったけど、とてもめんどくさい気持ちになってしまい、帰る気持ちになってしまいました。
しかし!!!
その日一緒に飲む予定だった方々は旅行好きの人達。旅行の楽しみ方を聞いた所、
「ただ、その場の空気感を味わってお酒が飲めればそれで十分」
その一言に衝撃を受けました。
旅行が好きではない私はドイツでの生活を通して旅行を好きになろうと無理していました。
その結果全然興味のないものを観に行き、つまらないと思ってしまい、その上トラブルがつきものなら行かなくていいと思っていました。
旅行=観光スポットに行くと思い、つまらなく思っていましたが、その言葉を聞いた時に解放された気分になりました。
解放された私は、翌日目的地の名前だけ把握してあとは方向を確かめつつ、適当に電車やバスを乗り継ぎ目的地まで行くというゲームの中の世界のような旅をしていました。
そんなゲームのような生活をしていたら、電気ネズミが出てきてシゲルとかいうライバルが急に出現するのではないか等不安に駆られましたが、出てきたのは私に002というニックネームをつけたイタリア人だけでした。
そんなこんなで旅行の楽しみ方を知ってとても大満足な1日でした。
翌日の話をまた記事に書きます。