ベルリンに行ったらシャルロッテンブルグ宮殿へ
ベルリン旅行3日目…
ベルリンに行った目的。
それは在独日本大使館に用があったからです。
その用事とは…
大使館にて介護予防についての講演会があったのです。
しかもドイツに住む日本人のための講習会のため、すべて日本語。
15時開演のため、午前中は少しプラプラしようと思い、シャルロッテンブルグ宮殿まで行ってきました。
前回の記事に書きましたが、2日目は目的地だけ把握してあとはその方向めがけてひたすらバスと電車を乗り継いでいくという旅でした。
まずは水の調達が必要のため、スーパーを探しました。
そして初日とはうって変わって難なくシャルロッテンブルグ宮殿まで着きました。
まず外観からしてとても美しかったです。
観光名所が好きではない私でも気分が上がってきました。
中に入るとまず受付があり、受付のスタッフは少し不愛想でしたが案内用のスマートフォンを貸してくれるスタッフはとても愛想が良く、気分良く入場できました。
中庭がとても広くてずっと眺めていられる光景でした。
これは一度観に行く価値はあると思います。
音声ガイダンス用は、日本語での説明を聞くことが出来ます。
全く説明を聴いていなかったんですが(笑)
しかし内装がきれいな部屋が多く、たまに音声ガイダンスからクラシックが流れてきてとても優雅な気分で内覧を楽しめました。
予想以上に時間がかかってしまい、講演会にはどうしても1時間前に到着したかったので後半は展示物だけ見てガイダンスをすっ飛ばして見学しましたが、全体的にお勧めでした。
そして大使館に行きそうなバスを乗り継いでこれまた難なく大使館に到着。
しかし、一応早めに着いておきたかったので食事は残り時間をみて大使館付近で食べようと思っていたのですが、大使館付近で食事処がなく、かなり困りました。
木陰でハリボーをわしづかみにして食べてました。
それでなんとか空腹をごまかせました。
会場入りできるのが2時からなので、2時に大使館前に行ったら1人のおばあさんが日本大使館方面へ。
そして窓口に行ったためこの方も今日の受講者だと思って眺めていました。
受付で質問されても返答しない…
もしや、ドイツ語が出来ないのでは?少し近づき手助けできるか調査をしました。
しかし、その途端
流ちょうなドイツ語で話していました。
日本人顔のおあばあちゃんが流ちょうなドイツ語…
寿司味のフライドチキン食べた気分です。
自分も講習会に受けたい旨を伝え、セキュリティチェックへ。
あ…荷物全部持っているため、髭剃り持ってる。刃物だ・・・
刃物を持っている件を伝えると…セキュリティの人、
「あなたは危険人物?きっけん♪きっけん♪」
みたいなノリでなんか浮かれてました。
申告しなくても通れそうな気がした…
で、なぜ早めに着きたかったかと言うと、運営者側と話しをしたかったからです。
まず、受付の人と話をしました。いろいろ情報を教えてくれましたが、専門的な事は私たちじゃない方がいいと会長の方を教えてくれました。
ようやく…初めてドイツで名刺を使う時が来ました!!
初めて持ってきた時は例の初日の迷子事件のおかげでびしょぬれになり、使い物にならなかったため、一時帰国の際に新しく刷ってきました。
ぱぱっと刷ってしまったしまったため、
インクうっすぅぅぅぅ!!
名刺出すのがこんなに恥ずかしい時があると思わなかった。
あり得ないことですが、念のため交換時に相手のインクも薄れていたりしないかチェック…めちゃくちゃ濃いいいなぁ…
ちょっと手が震えました。
そんな事はさておき、ドイツに来た理由や学びたい事を説明し、もしベルリンに住むのであれば専門家は貴重な人材なので…と言ってくれてすごく気持ちが高揚しました。
自分で情報を探し回っているよりも自分が学びたいことのボランティア活動をしている所で情報を集めた方が効率的な事は明らかだったからです。
軍の犬と呼ばれる国家錬金術師になったエドワード・エルリックの気持ちがよくわかります。
そして、ドイツ在住の日本人の役に立てるかもしれない事がなぜかとてもうれしく思えました。
まぁ、しかし、6月から9月末まで住まいを契約したばかりで…身動きがとりづらい…
今まで身軽に動けるように、1ヶ月おきに移動していて初めて長期的に確保した途端にベルリンに来てほしいと。
間が悪いというかなんというか…
しかし、ハイデルベルグにも同じような団体はあるそうなので、そちらの会長さんに
話を通して通してくれるそうで、ハイデルベルグで活動ができるかもしれないという状況。
ベルリンまで聞きにきた甲斐がありました。もし、ハイデルベルグから連絡来ない場合はその時はベルリンに移住しようと思います。
そもそも住まいを二重で持つ覚悟で安いところにしたという経緯もあるし。
とにかく大きな進歩です。
そこでこのような本を購入しました。結構売れていて残り3冊の時に、1人で来たおそらく最年少であろう人間が「ドイツで送る老後」を買っていく。
周りの方はどう思ったであろうか…(笑)
そのあとは、ベルリン在住の人と久しぶりに会いとても充実した1日となりました。
この日は無事にトラブルなく、ホステルにたどり着き、何事もなく過ごせました。
「これは肉ですか?」と聞き、そうです。と言われたのに出てきたものは海老でした。
そんな安定のやり取りで終えた安定の1日でした。
あと1日あるので、また書きます。