介護なしの老後を目指す ~認知症予防・筋力の維持~

海外留学の経験や旅行についても書いてます。

トラム 券売機トラブル

 

花火があった日の昼の出来事です。

 

 

ドイツにはStrasse Bahn というトラムと呼ばれる路面電車が走っています。

この日は新しい部屋の鍵の受け渡しの日でした。手には布団を持ってトラムに乗ろうとしました。 

 

 

私が住んでいる駅はよくその券売機が壊れる事があります。

 

 

案の定また壊れていました。

 

 

目的地に行くのに切符が買えないため、40代くらいの女性ドライバーに機械が壊れている事を伝え、明るい様子で乗っていいよと言ってくれ、乗車できました。

 

 

目的地で降り鍵を受け取ったらそのまま花火会場に向かおうと思っていました。

 

しかし、オーナーが出てこずこの日鍵を受け取る事が出来ませんでした。布団を花火会場に持っていくわけにもいかないので、一度今の住まいに帰る事にしました。

 

切符を買おうとした時、お札を入れる所が見当たりません。小銭全然持ってなかったので、ドイツ人に聞いてみると、「ここはコインしか使えないから反対側の券売機で買うといいよ」と教えてくれて反対側で買おうとしました。なんとそこも壊れており使えませんでした。トラムが到着したら運転手に伝えようと思いました。トラムが接近してきたとき、運転手はサングラスをかけた白髪で髪の毛長めのおじさん?でした。

 

 

 

「う~わぁ、めっちゃモラウさんじゃん」

 

 

このキーホルダーのまんまでした。

余談ですがモラウと言えば、

HUNTER×HUNTER キメラアント編で大活躍の人物。

大きなキセルを持っており、煙を自由自在に操り「ディープ パープル」という自分そっくりの分身を作る事が出来る技を持っています。

密閉空間を作って空気を全部吸い込み、相手を二酸化炭素中毒にしてしまうようなクジラ並の肺活量を保有しています。

 

話は戻り、

ドイツ語でも伝えられそうだったけどこういう緊急事態は返答をより理解しやすいように英語で話しかけるようにしてます。

 

途中まで英語で説明しあまりこっちをみずに聞き流している感じ。ちゃんと対応してしてくれないかなぁと思っていたけど、壊れているという風に説明しようとした時だけ間違えてドイツ語で「kaputt」と言ってしまいました。

 

その瞬間身を乗り出して「kaputt?」

と反応してきました。二酸化炭素中毒になるところでした。

対応云々ではなく単純に英語が分からなかったのではないかと思った瞬間でした。

 

 

2駅先で5分止まるからそこで買ってくれと言われ乗り込み2駅先で買おうとしました。お札を入れる所はあるけれど、何度入れても戻ってきてしまう。トラムの出発時間もあるので、入らない件を伝えると

 

「反対側で買ってきてくれ」と言われダッシュしていきました。

 

反対側の券売機も小銭不足でお札NGのマークがついていました。

 

 

また走ってその事を伝えると、しぶしぶ乗っていいよと言ってくれ無事最寄りまで着きました。

 

 

花火に行く用事があるがばたばたして少々疲れたので30分程度休憩してまたトラムに乗ろうとしました。

 

 

しかし最寄りの券売機は壊れているため、また説明しなければいけません。

 

 

「時間帯的に最初の女性ドライバーさんそろそろまたここ通りそうだなぁ。さすがに1日2回同じ人に壊れている説明するのは嫌だなぁ」

 

と思い待っていました。

 

 

トラムが近づいてきて運転手をガン見。遠目で観た感じ男っぽい!!

よかったぁ~~~男の人で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

モラウでした。

 

 

 

白昼堂々ディープパープルを使っている所を発見した日でした。

 

 

 

気まずくてしれっと乗り込みました。

 

 

※実際の所は自分の駅が終点に近いため、折り返してきたところまた乗り合わせてしまいました。