介護なしの老後を目指す ~認知症予防・筋力の維持~

海外留学の経験や旅行についても書いてます。

フランスに出かけて感じた事・ドイツ 生活1週間で感じた事

 

 

pt-germany.hatenablog.com

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今回フランスに行った事で感じた事が2点…

 

 

1つはどこの国の人もいい人ばかり!!

 

 

正直自分の中にも毛嫌いしてしまう国の人達がいました。

しかし、実際接するとほんとにいい人達ばかり。いい人達でも自分が今まで気に入らなかった事をする場面もありますが、それは悪気があってやっているわけではなく、そういう文化だからなんです。そんな事にも気づかず接したくないと思っていた自分の愚かさ、メディア操作されてセルフコントロールが出来ていなかった事は本当に反省しかありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

足くさっ

 

 

 

もう1つは海外生活って人間の中身がでるなあと思いました。

 日本で働いている時は、自分のアドバンテージを武器に突き進んでその自信のもといろんな人とコミュニケーションをとることが出来ました。

 

 

 

しかし、ドイツではなんでドイツにきたの?って話になった時、細かく伝える言語力はなく通訳をお願いしても熱量は伝わらず今までの武器と思っていたことが使えなくなったんです。

 

 

 

 

その途端、もともと持っていた人見知りと消極的な人間性がみるみる顔を出してきたのと、他に目的があって言語は目的じゃないから…などと心の中で自分が出来ないという事の現実逃避を考える虚栄心。とてもみにくく感じました。

 

 

 

日本ではドイツに行く行動力…というのも武器にはなりましたが、ドイツに来てはみんなドイツに来ている人達なので武器でもなんでもなく当たり前の事なんです。

 

 

どんなアドバンテージを探そうにも言語という点に関してはすべてが言い訳にしか思えず、自分は誰に対して言い訳をしようとしているのかよくわからない感情が生まれました。なんだかそんな情けない部分ばかりがみえてきて今は将来とかは一度口にしないで、自分の弱さと向き合う期間なのではないかと感じています。

 

 

 

 

自分の苦手分野で自分の弱さを出しながら人と接する、プライドが高い人達にとってはとても難しい領域な気がします。しかしそんな余計なプライドと向き合えるのは今が一番好機だと思います。海外に行くっていうのは目的以外でもそういう所で人を育てる所なのではないかと感じます。

 

 

 

 

足くさっ

 

 

 

 

 

 

ちょっと悲観的な感じにもみえるかもしれませんが、比較的前向きです。

 

 

 

やっぱり目の前にいる人と話したいけどスムーズに話せない悔しさがあるし、今現段階ではペラペラしゃべれる相手は日本人のみ。

 

 

 

 

日本人と話しただけでも大学に行くためとか哲学を学ぶためとか明確な目標を持ってドイツに来た人、何かに失敗してこれは前々から行きたいと思っていた留学に行けって事かと思ってドイツに来た人、仕事に疲れふらっとドイツに来た人、フリーターでフラッと来てお金も少ない中ギリギリの生活を味わいたい人…

 

 

 

本当にさまざまな理由の人がいてどの理由を聞いてもすごいと尊敬してしまう自分がいる。明確な目標を持っている人は信念持って勉強しに来ていると思うし、フラッと来た人はそんな自然に行動を起こせてしまうんだぁと感じるし…

 

 

 

 

日本人という少ないカテゴリーの中でもこれだけさまざまな人を尊敬している状況、外国人はどんな視点を持ってドイツに来ているんだろう、それが聞き出せるようになったらめちゃくちゃ楽しいだろうなあとそんな気持ちを持っています。

 

 

 

来週もまた金曜日あたりにまとめての更新になるかもしれませんが、自分の心が折れていないことを願っています。

 

これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

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 この本、難しいですが自分の考えの幅を広げてくれる本だと思っています。