ドイツ生活6週間目
スペイン旅行の記事は雑で大変失礼しました。
実は今週はかなり大きな事件がありまして…
ずっとドイツ語を教えてくれていた日本人が帰国していました。
これから授業についていけるのかとても不安になりました。
来週にも同じ寮の日本人が1人帰ってしまい、だんだんさみしくなる一方です。
スペイン帰国後の最初の授業…
先生がいきなり、スペインどうだったか聞いてくれました。
語彙力が無さすぎて、とてもよかったしか言えない。
どこに行ったか聞いてくれました。
ちゃんと把握してなかったので、マドリードしか言えない。
写真を観せました。
何も説明できないため、ただ観せることしかできない。
しかし、ちょっとした異変に気付きました。
返答できなくて悔しがってたけど…そういえば何言ってるかはすぐに理解できたなぁ…
新しく始めた勉強法がよかったのか、すごく聞き取れる事に感動を覚えました。
自分が聞き取れて他の人が聞き取れていない体験、爽快な気分でした。
次の日、日本語を勉強しているドイツ人との交流会がありました。
ドイツ語…何言ってるか分かりませんでした。
まだまだ浮かれるには早すぎたようです。
そして漫画好きだと思っていましたが、20前後のドイツ人学生の漫画の話題についていけない…
衝撃でした。
そしてスラムダンクを知っている人が1人もいない事に衝撃を受けました。
どうやらドイツ語が使われている漫画の方が人気があるようです。
進撃の巨人とか。
そんなでドイツ人の知り合いはいきなり増えました。
と…そんな会の翌日、遂に私は29歳を迎えました。
ちょうど1週間前の授業で誕生日のお祝いの項目だったから誕生日を言わされることがあったけど、みんな覚えていないだろうと思って教室に入ったらいきなり仲良いブラジル人から握手を求められました。前日に携帯ゲームのチームに招待したのがそんなにうれしかったのかな?と疑問に思いながら握手したら、
「誕生日おめでとう(ドイツ語)」
と言ってくれました。
結構感動しました。それで他の人からもお祝いしてもらい、ブラジル人とはよくおいしいビールの話をしていたため、お勧めのビールを持ってきてくれました。
嬉しくてテーブルの上に出しておいたら今度は中国人がプレゼントを用意してくれていました。
本当に感動でした。
そこで私はティッシュを取り出し、みんな涙を拭うのかと一瞬期待したようなまなざしを送られましたが、40分寒い中歩いてきているので鼻をかみたかっただけでした。
授業中にビールを机に出しておいたら、先生からなんでビールがあるの?と質問され、
誕生日で彼からもらいました。と伝えたら、
全員で、ドイツ語のハッピーバースデーが合唱されました。
今までに無い経験で本当に海外の人は心優しいと感じました。
先生も、ごめんプレゼント準備してなかったと言ってくれて…
そのお詫びかいつもより多く指されました。
絶対この問題指されると思った所見事にバシバシ指されました。
世の中にはいろんなやさしさがあることを知りました。
午後の英語の授業では、誕生日の予定を聞かれ、今日は1人でご飯を食べます。今日は1人でお酒を飲みます。とふざけて言っていたら同情してくれたのか、授業後みんなでカフェに行くことになりました。
おかげで1人で過ごす夜ではなくなりました。
そしてそんな中で介護保険制度について本を書いた大学教授の人とつながりそうな気配が出てきました。まだどうなるかはわかりませんが、気持ちに余裕が出てきて、行動を起こした矢先にビッグチャンスが到来しています。
そうなると、今度は自分の知識の無さが明るみになってくるので、今また言語以外にも勉強しなくてはいけなくなり、より一層充実した日々が送れる予感です。
偶然の重なりですが、本当に人には恵まれている気がします。
あとはどうやって自分がその幸運を具現化していくか…
これからさらに充実した日々になっていくと思います。
それと、2月の最後の方で寮の期限だけど、更新しようとしたらもう次に入る予定があるみたいで延長できないことになりました。
住まいを探すことになり、また何か嫌な事が起こりそうな予感…
面白味に欠ける内容でしたが、また面白い記事が書けるように頑張ります。
そういえば、スペインに行く前に念のためクレジットカードは部屋に置いておいて、盗まれないようにどこかに隠しました。そのどこかがわからなくなってしまい、行方不明です。みなさんクレジットカードを隠すときはどこに隠したかちゃんと覚えておきましょう。