ドイツ生活 S-Bahnに乗ってみたが…
今日の朝に同じ寮に住んでいた人が日本へ旅立ちました。
毎週のように別れがあって寂しいものです。
今週は先週に知り合ったドイツ人から映画のお誘いがありました。
映画と言っても、ドイツの大学の日本語学科の教室で日本のアニメ映画を流すイベントですが。
ものすごく感動しました。
生と死について、出会いと別れについて…人の人生で大切なものはなんなのか、そんなことを感じる作品でした。
みんなボロ泣きでした。私以外…
そしてそのドイツ人は、去年理学療法士のもとで働いていたようで今度いろいろ話を聞いてみようと思います。
昨日は、初めてS‐Bahnという電車に乗りました。
またしても本当に困りました。
ドイツの電車、バスは基本的に自分で切符買って時間・日付が印字される機械に自分で通すのがドイツの乗り物の乗り方です。だから日本のように常時駅員がいるわけではなく、全員の切符を確認するわけでもない。そして私服の警察?が抜き打ちでチケットを持っているか、ちゃんと時間が印字されているか確認しどちらかの不備があった場合、50ユーロくらいの罰金があります。
しらなかったで通らないのがドイツのようです。
ネットで調べるとやはり乗り物に乗る時には印字を忘れないようにと書いてあるんです。だからS‐Bahnも当然印字するものと思っていました。
結構ぎりぎりで駅についてしまい急いで切符買ったが、印字する機械の口が明らかに小さい。半分にすれば入りそうだけど半分にして印字するようなめんどくさい券を売るはずがないと思っている最中、電車が来てしまいました。印字せずに乗り込もうと思いましたが、無賃で乗っている人が警察に囲まれている姿をみたら一度冷静になりました。
インフォメーションの人に聞こうかと思いましたが、その前にちょっとしたやり取りがあってインフォメーションの人は頼りづらい状況でした。インフォメーションの人に乗り場を教えてもらいに行ったが、場所がaなのかbなのかよくわからない発音をしていて、「アー?ベー?」と聞き直しても、「ロンナー」みたいなこと言ってて聞いたことないアルファベットだったので何度も聞きなおしました。そんな事の直後であったため、一般人に聞きました。
たぶん、印字しなくていいと言われました。
とりあえずホッとしましたが印字する所を探したりそんなやり取りを繰り返していたら大幅に遅刻しました。
それと、印字しなくていいと言われたけど、本当に言われた事の自分の理解があっているのか、たぶんと言っていたが本当に大丈夫なのか結構不安なまま電車に乗りました。
あとは私服の警察に遭わないことを祈りました。
すぐに現れました。
電車の密閉空間であまり理解できていない言語で説教されたらたまったものではないと思い、自分の所に来るまでドキドキしていました。
案の定、打刻はしなくてよかったみたいでその駅員さんが打刻してくれるシステムだったようです。
準備不足は怖いものだと改めて感じました。
で、無事に目的地に辿り着きその日初めて会うタンデムパートナーと合流。
こっちのドイツ語はA1、向こうの日本語もA1クラスとの情報で本当に会話が成り立つのか不安でしたが、やはりなんとかなるものですね。
最初は2時間くらい話して帰ろうと思ったら倍以上話してしまいました。
1ヶ月の「ヶ」はカタカナなの?と聞かれた時に、一瞬カタカナのケだよと言いそうになりました。辞書の例文で、「我思う、ゆえに我あり」とか出てきてしまい当然どういう意味か聞かれまして、それをドイツ語で説明なんて全くできなくて少し辞書を恨みました。
一度区切ります。