介護なしの老後を目指す ~認知症予防・筋力の維持~

海外留学の経験や旅行についても書いてます。

ドイツ生活 住居探し

ドイツに到着後翌日、さっそくair bnb という裏技で手配した住まいに移動しました。

 

いやぁしかし大変だった。

雨の中、スーツケース2つ、洗濯物を干す台1つ、エアベッド、布団を持って移動。

 

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服がだらしなくかかっていて見苦しい写真ですが…

これらの荷物+毛布を一度に運ぶという無謀な挑戦…

重さ云々以前に手が足りない。

 

途中まで手伝ってくれる人がいましたがバスに乗ってからは1人で管理してたのですが、まぁ異様すぎてみんなこっちみてくる。

 

しかも乗ったところが運悪く自転車をバスに積んでいる人がいて自転車とこの大荷物だけでその近辺パンパンです。

 

 

雨のため、カッパでバスに乗り込んでいる人もいて生乾きのにおいが充満しており、このにおいの原因が自分だと思われたら完全にホームレスに思われる。と内心ビクビクしながらすかしていました。

 

 

 

実際ホームレスになりそうな生活はしていますが…

 

 

無事、最寄りのバス停に着き家の周辺まで行くと自衛隊の車だらけ。

 

 

「あれ?新しい住まいって自衛隊基地?」と思うほど道路が埋め尽くされていました。

 

 

場所が分からず、電話して聞いてなんとか目的地にたどり着きほっとしました。

 

 

さすがにちょっと高めの金を出して借りた民泊だけあってなかなかきれい。

 

手土産持っていたが、質問はair bnbのサイトを通してメールしてくれと書いてあり、いまだに直接会えていない。

 

4月中の失敗を踏まえ、今回は早々に次の住まい探しに取り組みました。

 

翌日、ブラジル人と食事をしていたら急に知らない電話番号から連絡があり、

ぺらぺらとドイツ語で話し始めました。

 

先月は18件連絡して1件も連絡来なかったのに今回はすぐにヒットしてしまいました。

 

しかし、住所を聞き取るのが全然できずに何回も聞き直して、結局聞き取れませんでした。

 

聞き取れた風の返事をして、流しました。分からなくなったところでまた連絡しようと思っていました。 

 

辿り着くか不安もありましたが、なんとなくのニュアンスが分かれば意外とたどり着けるものなんだとこの時知りました。

 

自信満々に部屋ノックしたら全然違う人が出てきました。

 

 

 

「この部屋は私の部屋よ」

 

 

お前誰だよとひっぱたきたくなりました。

 

 

事情を説明したら、同じ住所の家が5件ある事を説明され退場させられました。

 

 

そんな事がありながらもなんとかオーナーのもとに辿り着き、翌日に返事をするという事で解散しました。

 

まさかこんなに早く見つかるとと思わなかったので air bnb で1ヶ月宿をとってしまっていました。

 

そして新しい住居は6月1日から入居契約になるため、半分以上住まずに出ていくことになりそうです。結構高いお金を出したのに…

 

と、考えているともう一軒連絡が来ました。実はそのもう一軒とは最初に気に入って住みたいと思った所であり、日本にいるうちから連絡を取っていた場所でした。でも全く連絡来ないため、もうお気に入りからも消していたほどだったのに、他に決めたと思った矢先に連絡が来る…

 

 

でも条件はかなりよく、入居日もちょうどよく今の住まいが無駄にならなさそう。全体的には後者の方が条件は良いが、見学はすぐには無理だと言われ、写真だけの判断は失敗するだろうし、もう一方にはその日中に連絡を返さなければいけないためすごく悩み、自分では決断しきれなかったです。しかし私の心の支えとなっている人(笑)の助言のおかげで決断できました。

 

そもそも、連絡してすぐに返してくれた人と、数週間後に「ごめん、今見た」って人…どっちが人間的に信用できるかと言ったら一目瞭然かと思います。

 

 

と、そんなわけで6月1日からまた新たな新居を獲得し、約3週間ドイツに家を2つもつことになりましたが、9月末まではホームレスにならなくて済みそうです。初めて長期で契約したせいか、いつもと部屋のタイプが違うせいかちゃんとした契約書が出されました。ドイツ語で契約できるほど達者ではないので英語で説明してくれましたが、そもそも英語も達者ではないため、わかったふりです。

 

無事契約も終わり、air bnbの人用に日本から持ってきた手土産をその人に渡しました。

 

「令和まんじゅう」

 

 

説明する暇もなく、令和と書かれた包装を勢いよく破かれました。

 

そのあとに

 

「契約は英語で話したが、君はドイツ語を勉強している所なのだから私はこれからドイツ語で話すよ」とゆっくりドイツ語で話してくれ、とても親切な人に巡り会えこっちの部屋を選んでよかったと思えました。

 

 

広い庭とベンチもあり、いつかここでバーベキューでもやりたいなぁと思っていたところ…

 

「最後に1つお願いがある。私はベジタリアンだから君が肉を焼くときは窓を開けないでくれ」

 

 

バーベキューというワードを一言も出していないのにいきなりやりたい事つぶされました。

 

 

と比較的幸先の良い後半戦を迎えられていると思いました。