介護なしの老後を目指す ~認知症予防・筋力の維持~

海外留学の経験や旅行についても書いてます。

どこにも行っていません。

9月はどこにも行っていないので、近況を伝えたいと思います。

 

最近の記事を見返すと旅行の話だらけで、遊んでいる風ですが決して遊んでいるだけではありません。旅行以外の時はドイツ語を話しに行っているかひたすら資料作りを行っていました。

 

 

 

まず、行った事から言うと、9月1日にドイツに住む日本人向けに「介護予防について」の講演会を行いました。

夏休み期間だから参加者は少ないと言われていましたが、定員を超える人数が集まりました。

 

いろいろな方の協力のおかげでドイツで一つ満足のいくものが達成できたなぁと思っています。

 

 

 

そして、この団体さんのおかげで施設見学ができて、ドイツ在住の理学療法士と話が出来て、さまざまな経験をさせてもらいました。

 

本当に感謝です。

 

比較的ドイツでの生活は達成感が出てきた段階になりましたが、講演会があと3回残っているため11月半ばまでは滞在予定です。

0からスタートして自分の学びたい事を学べるような環境に辿り着くという事は今後の自信につながりました。

 

 

そしてあと残りの期間は、自分と同じように何かを学びにきたけど、なんのツテもない人のために、自分が知り合ったドイツ在住の人に学べる環境を聞いたり、そういったツテは無いかと、協力していきたいと思っています。

 

自分がそうしてもらってきたので、今度は自分が還元していこうかと思っています。

 

また、ツテが無くて不安と思っている人の勇気づけであったり、自分がやっていった手段を伝えて、参考になればと思っています。

 

私がやっていたことは単純な事です。

ドイツに来た時から一貫してやってきたことと言うのは、自分の夢を語る事でした。

夢のためにドイツにこうゆう事を学びに来た。とひたすら伝えてきました。

 

そうする事で、自分の知り合いの中に同じような職種の人がいたとか、こういう情報が流れていたとか皆さんが情報をくれるのです。これが最初にすごく大事な事だと感じました。

 

 

そしてその情報をもらったら、すぐに現地に行ってしまう。遠いなとか時間が無いからとか考えている間に意欲が無くなってしまうので、ちょっとでも可能性を感じたのであれば、すぐに行ってしまう事を心がけました。そして行った先でまた夢を語る。そのためにドイツでこういう事を学びたいがどこで学んでいけばいいか分からないというのを話していました。

 

そうする事でまたそこで情報がもらえるのです。それも現地に住んでいる人だからより濃い情報がもらえました。

 

得られるものがあったらとにかく情報をくれた人には行った結果報告をして全力でお礼を言っていました。

なるべく感謝の気持ちは形に残すためになんかしらを渡したりして。

 

 

やっている事は話す、動く、お礼をする…と当たり前の事なんですが、意外と周りをみているとその当たり前をきっちり行う人って早々いないんだなぁと感じました。

 

 

繰り返す事にその気持ちが次第に強まっている事を実感していました。

そんな中、テイクアウトの飲食店を経営している人と知り合い、その飲食店の存在を知ってはいたけど行った事が無くて、近いうちに行きますと伝えその日は別れました。

 

 

「近いうち行きますとか時間ある時に行きますって、行かない人が言うセリフだよな…どうせ行くならすぐに行った方が喜ぶよなぁ。どうせお金使うなら知っている人に使いたいし…」

 

と思い、数日後に顔を出しました。

 

そこでまたいろいろ話をし、自転車をレンタルするか検討中…という話をしたら、「使ってないのあるから使っていいよ」

 

 

と言ってくれました。これはとても大きい事で、トラムに乗る時に片道2.6€かかるので往復で1日5.2€。週3回は乗るので週15.6€の出費があった。

 

自転車を借りられたことでこの交通費がタダになり本当にありがたかったです。

 

それで儲けた分は極力その飲食店で使う事を心に誓い、今では常連となりたまに手土産を持っていき、そしてまたいろいろな事で今でもお世話になっています。

 

 

そして講演会での出会いにもとても感謝しており、その講演会に辿り着くためには介護予防の講演を聴くためにベルリンまで行き、代表の人と話しそこでまた夢を話し、自分から求めているだけじゃだめだと思い、自分に手伝える事があれば何でもやりますと伝えた所、ハイデルベルクの高齢者のための団体の人と繋げてくれました。

 

その方がまたとても親切で、自分のために施設見学について来て、通訳してくれたり、理学療法士にアポとってくれたり、夕飯作ってくれたりと本当にお世話になりました。

 

最終的に知人を頼りに部屋を紹介してくれて、今の部屋の5倍の広さがあるところを今の値段の半額で貸してくれる人に繋げてくれ、10月からそちらでお世話になる事となりました。

 

今まで人に頼るという事が苦手な人間でしたが、人に頼るという事は決して悪い事ではないと気付きました。ただ、人に頼るのが当たり前になってしまってそのあとの対応がおざなりになってしまう事だけは絶対にあってはならない事と感じました。そういう人嫌われてたので(笑)

 

環境も周りの対応も自分がどう対応するかで大きく変わるんだと感じています。

 

そして自分を取り巻く環境がより良いものとなってきた時に、人のやりたい事は実現の方向に向かうんだと思いました。

 

 

 

そんな繋がりを感じられるドイツ生活を送る事ができ、学んだ介護分野の事もそうですが、人として成長できているのではないかと感じます。

 

この1年で学んだことと知り合った方々とのつながりは今後も大事にしていきたいと思っています。とてもいいドイツ生活でした。

 

 

 

 

というのを最終日にコピペします。

 

ただ遊んでばかりいたわけではありません記事でした。(笑)