ドイツ生活5週間目 反省
ドイツにきてから5週間が過ぎようとしています。
だいぶ慣れてきた。
と思っていたのは勘違いでした。
初日から助けてくれている方と一緒に勉強する事になり、その時に
「目標って決めました?」
と尋ねられ、その時は
「何も考えてないし、考える気にもならないなぁ。そもそも今目の前の事考えるのに必死だし…」と思ってしまいました。
そして、今あんまり交流を増やしたくないこと、今まで寮の人に積極的に話しかけていたけど、最近めんどくさくなってきてしまっている事を素直に伝えました。
あと、この日は何も言わずに授業を抜け出してしまったりと粗悪な態度もありました。
「今どうやって勉強してますか?」
「とにかく引きこもってます。コミュニケーションとかとっても何言ってるか分からないし、授業の内容以外はあんまり考えたくないです。」
「それで3ヶ月から6か月に語学学校延長して、話せるようになると思いますか?」
「このままだったら難しい感じするけど…まあどっかで…」
「難しいと思ったら、今何やろうか考えないんですか?」
「考えたくないです」
そのあとは、かなり説教されました。
そして自分の状況を言葉にしながら、お説教聞いてて思いました。
「今まで、自分が夢を持ってもらいたい人に伝えてきたことそのまま言われてるなあ…」
自分がいつも大切にしてきた気持ちを他者から言われ、それを完全に拒絶してた事を感じました。
そこで初めて気が付きました。
俺…心折れてたんだぁ…と。
目標を持ってドイツに来たという事だけが頭にあり、心を折っている場合ではないと言い聞かせて過ごしてきたので自分がそんな状況になっている事に全然気づきませんでした。
そう思ったら、最近の行いというのは最初の方で頑張って作った繋がりをもとにただ飲んでいるだけで、最初に頑張って作った身近でドイツ語を話せる環境を放り投げ、ドイツにきた理由を聞かれると自信を持って言えなくなってて、仕事の話はしたくないと思い、ドイツに来る前に描いてたなりたい自分像に向き合えなくなっており、周りが難しいと言ったらそれをそのまま受け入れて、妥協案を受け入れてより費用がかかる方を選んでどうやって金を稼ぐかを考えてしまって…
最初の頃に自信をもって言ってた事にすがるように過ごしていました。それも角度を変えたら自信を持っていた言葉にも自信がなくなっていて…
いつも優しい方に説教され、そこで初めて気づかされました。
そしてたまたまその方が自分が今まで言ってきた言葉で説教してくれたから、自分の今のやばさにすぐに気づけました。
本当に人に恵まれていると感じました。
1か月経ったところでそこに気づかせてもらえて…
言われなかったらずるずるとそのまま言って勉強時間だけ延々ととっていたかもしれません。
そして、人に夢を持ってもらいたいと思って言葉を発してきた過去の自分も少し褒めてあげたくなりました。自分がその言葉を発していなかったらこんなにすぐに気づかなかったと思います。
人が難しいと思うものこそ達成した時の喜びがある。それを達成したことによって同じような所で不安を持つ人に勇気を与えらえる。後押しができる。
そんな気持ちをまた持つことができました。
逆に自分がこういう立場になって知りました。やっぱり人の言葉って人を変えられるんだと。人の心を変えるってできないのでは…と思ってしまう事もありましたが、自分が人によって変えられた経験というのは同じように自分も人に提供してあげられるのではないかと思えました。
壁は挑戦した人にしか現れない。だから壁が現れる事は喜ばしい事。
そんな気持ちを抱きながらまだまだ頑張っていきます。
キングダムハーツⅢの発売を最近知りました。
遂に完結してしまうと思うと楽しみなようなさみしいような…
でも日本に帰る楽しみが増えました。
頑張ります。
あと例のスペアリブの店行ってきました。
笑顔で対応してくれてチョコあげた分おまけしてくれました。
チョコっと