ドイツ生活10週目 テスト
木曜日に昇進試験がありました。ビギナーから始めたため、A1というクラスからA2に上がるテストです。
まさかの前日に体全体が痛くなり、明らかにこの後熱出るだろうというコンディションになってきました。
午後の英語の授業は休みました。
かえってすぐに寝て14時間寝ました。
復習は今までそこそこやってたから前日は体調を整える事に集中しました。
なんとか翌日良くなりました。
久しぶりの試験の緊張感…
合格点は60%以上…
なんだか狭き門に思えました。
実際に試験開始…知らない単語多くて難しい。
結構焦りました。
2択の問題が続く所がありました。最初の自分の答えは誤・正・誤・誤・誤でした。
しかし今までの授業の特徴…
ドイツの出題は正、誤が毎回50%ずつ…こんな不均等な割合はほんとうに正しいのかと不安が募りました。
1問め、全ての人々は…
内容的にはすべてだとおかしな事になる。
でもこの本文にはすべてと書かれていなければ、ほとんどとか数を表す単語が一切使われていない…これはもしかしたら正解かもしれない。
1問めの答えを書き直しました。
結果は5問とも全て誤が正解でした。
究極の偏りでした。
自分の答えを信じていいと思えた瞬間でした。
海外のテストを受けるうえで最も恐れていた事が起きました。
問題文をみて…
この単語…
前置詞を書けって意味だっけ?
いつも当たり前のようにみていた、前置詞とか所有格とかそういう単語のドイツ語バージョン…急にど忘れして何を答えたらいいかわからない場所がありました。
これは意味を取り違えたら全問落とすなぁと思いながらドキドキしながら回答しました。
そして全体的に全然時間足りなくて最後の方の問題は駆け足でやったし、見直しすらも出来ていないため、テスト終了後はかなりの不安がありました。
でもギリギリ60%はとれているのではないかという気持ちもあり、その日は不安で眠れないだろうと思ったけど9時くらいには寝てました。
思った以上の得点で合格できました。
日本人の文法の強さが出てきましたね。
金曜日はうちのクラス特有の授業半分削ってパーティーが始まりました。
他のクラスでそんな事をやっているところはまずないと。
本当に楽しいクラスです。
しかし、みんなが持ち寄ったものが甘いものしかなくて全然食べれませんでした。
とてもいい仲間、わかりやすくておもしろい先生、本当にいい時期にきたと心から思います。