ドイツ生活 外国人交流 日本でやっておくべきこと
外国人との交流について、エピソードを書くつもりが持論に流れてしまいました。
本当に伝えたかったのは、良い出来事です。
そして日本にいる時の趣味が大活躍する事になりました。趣味って程でもありませんが。
昨日日本人セミナーという日本人学生がドイツ人に日本文化を伝えるセミナーがありました。主催者側になる事も考えていましたが、ちょっとやることが多くてもう少し余裕が出来たらと思い、昨日のはお金払ってゲスト側で参加させていただきました。
会場は学校の一室でそんなに広くないのですが、向かって右側にドイツ人がかたまっていました。
しかしいきなりそこに入る勇気もなく、左側の誰も座っていない席に座りました。
交流の場なので日本人同士かたまらないように日本人はみんな日本人を避けて座っているためしばらく一人で座っていました。始まる前から帰りたい気持ちに駆られていました。
開始間際にドイツ人2人が同じ席に着きました。
とりあえず交流はありそうで良かったと思い。
そして各テーブル主催側の日本人が1人は座る事になっており、主催側にまわった同じクラスの日本の方がたまたま隣に座りました。
日本セミナーの内容は…仏教とか年末年始をドイツ語で説明しており、コアな話をしておりそういう話をするのかぁと思いながら聞いていました。
まあ、メインはおでんとおにぎりを食べようという事であったので、話が終わって各テーブルに配給されました。
そしてここからはテンションがかなり上がってしまいました。
なんと隣に座ったドイツ人2人…
結構日本語話せるんです。
1人は去年1年間留学していて、だいたいの言葉を理解してくれます。1人は来年から8月に日本に留学予定。こんなチャンスはめったにないと思い、自分のエンターテインメント性を全力で発揮しました。これから留学する方には「私は日本の事は何でも知っているので困ったらいつでも連絡してください。日本全国どこでも友達いるので」
出ましたビッグマウス。その人が困った時…みなさん私に力を貸してください。
そして、セミナーの中にハンターハンターの絵がちょろっと出てきてアニメ知っているか聞いたら、「大好きです。大学でアニメ部に所属しています」
来た、共通の趣味!!!
存分に見てほしいアニメの話をして、日本のアニメはだいたい知っているとまたビッグマウスがでました。
「この漫画知っていますか?」
と画像見せられました。
「…知りません」
「これは?」
「知りません…」
出直します。
「本当に私の毛穴恥ずかしい」そんなあなたに試してほしい毛穴美容液「ソワン」
そんな話でかなり盛り上がった気がします。
1人は留学終わったばっかだからしばらく行けないからその期間に日本語忘れそう…と
はいきました!!
私「Gehen wir Cafe oder Bar?」
ドイツ人「ぜひ、お願いします」
今後の最高の繋がりが出来た瞬間でした。
この体験を通して、2つ感じた事がありました。
まずは記事の最初に書いた日本での趣味が役に立った…
漫画です。
外国人はアニメ好きとは聞いていたけど、ここまでの破壊力とは思っていませんでした。たまたまアニメ部って事もあっただろうけど。
今まで自分の楽しみとモチベーション上げるために観ている所はあったが、初めて外部に活用できた気がします。海外行くのであれば本気でアニメを知った方がいいと思いました。
そして、もう1つ感じたこと。
1つ前の記事で伝えた、日本人と接しない方がいいという意見はある程度共通言語が理解できる人の意見だとこの時強く感じました。
授業もですが、どうしても伝える術を持たないと発言に自信がなくなっていきます。
授業中でも簡単な文法が頭の中にあるのに発言するとなったら順番わからなくなってしまうとかよくありました。
しかし、今回は最悪日本語で分かってもらえる・共通言語があるという安心だけで今まで習った文法を全力で発揮して多少間違ってもいいやという気持ちになりました。ドイツ語、英語両方使って必死に伝えようとしました。いつもは日本人に頼ってしまう場面でも日本人の方は一切みずにコミュニケーションをとり続けました。
たぶん始めからずーっと昨日のような多少なりとも共通言語で伝えられる状況であったら自分も日本人とつるむべきではないという意見になったかもしれません。
しかし、本当に何も言語が伝えられない状況では「多少なりとも」も伝えられないし、特に相手の言っている事が理解できない事が致命傷と感じました。
なので、日本人に頼る経験、頼ろうと全く思わない経験を両方した中で思うのは、日本人に頼らないでという意見は最低限相手の言っている事がある程度聞けて、最低限の意思が伝えられる方々の意見だと思いました。
またこの話になってしまいましたが、国は関係なく関われる人とは思いっきり関わるべきだと思います。
昨日は初めてドイツのバーに行きました。
またひと口ちょろっと飲んでからの撮影になりましたが…
大きさわかりやすくするために私の長い指を添えておきます。