ツールドフランス2019 たまたま観てきちゃいました。
まずはベルギー旅行2日目について書いていきます。
最初の予定は、アントワープという地に行き、フランダースの犬の舞台となった場所を見学してこようと思っていました。そのために電車の乗り方もばっちり調べ、1日目に中央駅に行き新幹線の券売機の実物も確認し、準備万端で2日目を迎えました。
まずは中央駅に行くのに、電車、バスが共通で乗れるチケットを買いました。
路面電車乗り場に係員みたいな人がいて、念のためチケット使えるか尋ねたら
「今日は全部タダだよ」
??
いや、土日は半額で乗れるとかは書いてあったけどそんな事かいてなかったぞ!
と思いながらも損したのは少額だったのでいいやと思い、調べていた路面電車に乗りました。
??
あれ、逆方面に進んだぞ。
なんで?
と思いながらも、次で降りてまた反対の路面電車を待ちました。
で無事正しい方向に進みましたが、元の駅で何やらアナウンスが流れ知らない言語だったけど周りが降りていくから一緒に降りました。
乗っちゃったやつは中央駅方面いかないんだぁと思い、反対側の路面電車に乗りました。
待て待て待て
また、中央駅と反対方面に進みだしました。
さっきから何をしているんだ、と自分自身に投げかけ応答できないまま元の駅に戻りました。
そこで最初に尋ねた係員っぽい人にもう一度尋ねました。
数十分前に尋ねてきた人間がまだその場にいたのだからびっくりしたことでしょう。そして
「中央駅に行きたい。何番に乗ればいいですか?」
と質問し、
「歩いたほうがはやいよ」
まてまてまて
交通費無料の日にわざわざお金出して、チケット買って真逆方面の路面電車に何度も乗り、最終的に歩いたほうが早い??
他の乗車待ちの客は笑っていましたよ。
買わなくていいチケット手に握りしめ、歩いたほうが早いと言われているのだから。
しぶしぶ歩いて向かうと、すべての問題は私のベルギー旅行をよりよくするための序章だったのだと知りました。
まっすぐ歩いて、間違えて中央駅を過ぎてしまい、一本先のコーナー曲がって向かおうとした所に
正しい読み方はわかりませんが、トゥアー デ フランス、トゥーア デ フランス、 トゥーア ド フランス、 ツールドフランス!!!
と理解できた時の衝撃がとてつもなかったです。
あれ?昨日小便小僧が黄色かったのも、市民レースだと思っていたレースもすべてこれだったのか!!とめちゃくちゃ興奮しました。
そして路面電車の係員だと思った人もツールドフランスのスタッフである事が分かり、おそらくその関係で路面電車が中央駅方面行かなかったのと、チケットタダなんだと思った。
この瞬間、アントワープ行きが無くなりました。
フランダースの犬よりフランースの自転車を選びました。
そして、私の事前調べがほとんど活用されなかった事になりました。
行く予定だったムール貝→途中で捕まり、別の店
行く予定だったワッフルの店→混んでるから却下
事前に調べた路面電車のチケットの買い方→タダだったから意味が無い
出発前及び1日目に下調べしたアントワープの行き方→行かなくなる
まぁ、旅とはこんなものでしょう。
一度ツールドフランスは観てみたいと思っていたので感動でした。
高校時代にオーバードライブという漫画にドはまりした事があり、それ以来ツールドフランスに興味を持っていました。その延長で姪っ子が出来た時の誕生日に自転車を買った事がありました。
こんな自転車(笑)いつかツールドフランスを目指してほしいという想いをこめて
最近では弱虫ペダルもおもしろいですね。
とそれは良いとして、スタート地点はどこなのか、ゴールはどこなのか分からなくて、ゴールは遠い所だったから一瞬で過ぎてしまう途中よりもスタートで観たいと思い、ウロチョロしました。
しかし、全く分からなかったので、モニターがあって見やすい所に突っ立ってました。
時間が経つにつれ、目の前でトークショーとか始めるからまさかここはレースでは無くて解説コーナーかと不安に駆られました。
割と早い時間から立っていたので前から2番目の位置に陣取っており後ろも詰まっているし、他行っても見えないだろうしと思い諦めました。
そしてスタッフの人が応援グッズ的な帽子やらサングラスやらマグネットやらをショーとして投げ飛ばしてきました。結構いろんなものをもらえました。
スタート5分前、選手が見える気がしないのでやっぱり陣取り間違えたと思ったら、のこのことカラフルな連中が出てきました。
モニターをよく見ると、
「あれ?選手と一緒に自分がいる所が映っている…」
と開始5分前にして初めてそこがスタート地点だと知りました。タイムレースなので5分おきに各チームがスタート。全チームを見届けました。途中前の人がいなくなったので最前列での観戦。選手の心境やチームメイトの心境、家族の心境を想像しながらスタートする選手を見届けると体がぞわぞわしてきて最高の気分でした。
これがこの日の優勝チームのスタートです。盛り上がりすごかった。上のモニターで背後からの光景を確認し自分は横から観る。3Dの人を観ながら、別視点でみる。4Dですね。
いろいろととんできたものです。
この後はドイツで知り合った方々と合流し、飲みに行きました。
また食いかけ
翌日帰宅するまで何事もなく、無事に過ごせました。
何事もなく過ごせ、おいしいものを食べ、たまたまブリュッセルに行ったらその日から観たかったレースが開催され、とても充実した旅行でした。
2週間後はチェコに行ってきます。